内野隆文「無題」

作家：内野 隆文
作品名：「無題」
年代：2021年
技法：段ボールにアクリル
イメージサイズ：5×4cm
額サイズ：10.5×9.4×2.9cm
サイン：有
附属品：ミニ額

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内野 隆文　Takafumi Uchino

嫌なことがあった日。
美しい音楽を聴いた日。
知らなかったことを知った日。

そのとき感じた強い気持ちも、
やがて薄れてバラバラになり、
色褪せた破片となって青暗い泉の底に降り積もっていく。

遠い思い出に流れる音楽のようにゆっくりとそのカケラが集まって、
ポツリポツリと水面に浮かんでくる。

意味を持たなかったカケラが、意味を持たない絵らしきものとなって。

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段ボールに着彩した作品です。

切手ほどの大きさの画面に堆積する色彩の層。
微細な泡が生じたようなニュアンスや、キラキラと輝くラメが美しく、極小サイズとは思えない重厚な絵肌が広がっています。

見る方それぞれのイマジネーションに委ねるため、あえて「無題」と名付けられた本作。
色と質感が生み出す抽象空間を、どうぞ自由な感性でご覧くださいませ。

幾何学模様の彫られたブラックのフレームは、大きな額を作る際の端材を使って作られた「ミニ額」です。
作品と額とのコラボレーションを楽しんでいただけるよう、額選びも作家がこだわって行っています。
壁掛けが基本ですが、棚などに立て掛けて飾ることもできます。

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反射の都合上、アクリル板を抜いて撮影しています。
実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。
ご利用中のディスプレイ端末によっても多少の差異が生じるかと思います。

ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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