ウラジーミルの生神女
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国:アメリカ
年代:1900年代半ば
技法:リプロダクション・プリント
イメージサイズ:24.5×19cm
額サイズ:37.8×32.8×4.5cm
附属品:ヴィンテージフレーム
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ハリストス(キリストのギリシャ語読み)に頬を寄せる生神女(ロシア正教会で聖母マリアを指す呼称)が描かれたイコンです。
この構図は、「エレウサ型(憐みの意味)」と呼ばれる、ロシア正教会における典型的な図像のひとつ。
中でも12世紀頃にビザンチン帝国からロシアのウラジーミル地方にもたらされた《ウラジーミルの生神女》は、ロシアの画家たちの手本となり、今も世界中で模写され続けています。
我が子への限りない愛情、来たる受難に対する嘆き、そして全人類への慈愛を表す、イコンの傑作と言われる作品です。
本作は、幾度も模写され後世に受け継がれてきた《ウラジミールの生神女》のひとつを、1900年代半ばに復刻プリントしたものです。
硬さのある聖母子の描写、金地に浮かぶ崇高な色彩、原画に残る画面の亀裂まで、忠実に再現されています。
繊細な彫りのあるヴィンテージ額を合わせ、表面は光沢のある樹脂素材で保護されています。
額の裏面には、贈り主と持ち主の名前と共に「Merry Xmas 1970」の書き込みが残っているため、作品はそれより以前に作られたものと判断できます。
クリスマスのギフトに聖画を贈った人、美しき聖母子像を永く大切に所有していた人。
とあるアメリカの人々の物語に、静かに想いを馳せたくなる一作です。
額には経年による傷が随所に見られますが、版面には目立つヤケやシミ等のダメージはございません。
宗教系アイテムのコレクションや、個性的な空間演出の一役に、いかがでしょうか。
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撮影の都合上、実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。
ご利用中のディスプレイ端末によっても多少の差異が生じるかと思います。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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