畦地梅太郎「『愛しの山男たち』より 二人の山男」
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作家:畦地 梅太郎
作品名:「『愛しの山男たち』より 二人の山男」
年代:1978年
技法:木版 ed.300
イメージサイズ:40.6×28.5cm
額サイズ:62.2×47×2.3cm
サイン:有
附属品:額
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各地の山岳風景や “ 山男 ” を題材にした作品を多く残し、「山の版画家」として現代も幅広い層から愛されている木版画家・畦地梅太郎。
こちらは、1978年に出版された版画集『愛しの山男たち』に収録された全5点の木版の内の一作です。
1955年・56年に制作した作品を集めた本版画集には、それぞれの作品に畦地によるエッセイが寄せられました。
本作のテキストでは、若かりし頃、四国八十八カ所霊場巡りをした際に持っていた遍路杖を、後に登山の最中で山に忘れてきてしまった、というほほえましいエピソードが綴られています。
小さな山男を抱えた男性。
手には杖ではなくピッケルが握られていますが、ふとした瞬間に昔の記憶がよみがえり描いた作品なのかもしれません。
山を愛し、家族を愛し、自然にとことん敬意を払う畦地梅太郎の人柄が滲み出た秀作です。
あずき色のような深みのある赤い木製額に、赤系のベージュマットが合わせてあります。
表面はガラス板で、専用箱等は附属しないため、緩衝材で厳重に包んでお届けいたします。
年代物のフレームには、小傷やスレ、一部塗装の修復跡などがございます。
また、作品のマージンにわずかなシミが見られますが、展示する上でほぼ気にならない程度かと思われます。
シート・額ともに、古いものの持つ味わいとして予めご理解くださいませ。
独特の風情は今見てもなお新鮮に感じる、直筆サイン付きの貴重な作品です。
ご自宅のコレクションや、山が好きなあの方へのギフトに、いかがでしょうか。
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反射の都合上、ガラス板を抜いて撮影しています。
実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。
ご利用中のディスプレイ端末によっても多少の差異が生じるかと思います。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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