ランブール兄弟、ジャン・コロンブ「『ヴェルヴ no.10』より ベリー公のいとも豪華なる時祷書・キリストの生涯 聖母マリアの清め」
¥38,000($249.75)
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作家:ランブール兄弟、ジャン・コロンブ
作品名:「『ヴェルヴ no.10』より ベリー公のいとも豪華なる時祷書・キリストの生涯 聖母マリアの清め」
年代:1943年
技法:ヘリオグラビュール
印刷:Draeger Freres
イメージサイズ:18.8×13.3cm
額サイズ:39.9×31×2.8cm
サイン:無
附属品:額
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『ベリー公のいとも豪華なる時祷書(LES TRÈS RICHES HEURES DU DUC DE BERRY)』について
中世フランス王国の王族、ベリー公ジャン一世が作らせた装飾写本(※1)です。
美術品の収集家としても名を馳せたベリー公は、生涯に複数の写本制作を命じました。
中でも本書は、国際ゴシック様式を代表する傑作として歴史に刻まれています。
1409年、フランドル出身の装飾写本画家・ランブール兄弟(ポル、ジャン、エルマン)によって着手されましたが、ベリー公のみならずランブール兄弟までもが死去したため一度制作が中断、15世紀後半にフランスの画家ジャン・コロンブが未完部分を引き継いで完成させました。
『ベリー公のいとも豪華なる時祷書(※2)』では、キリスト教にまつわる事柄に加え、12か月の人々の行動を示す月暦画や、黄道十二宮・解剖図などが収められており、いずれも類まれなる細密描写と彩色の世界が広がります。
(※1) 装飾写本とは
主に宗教関連の書物において、手書きの文字に金彩や細密描写による美しい装飾が添えられたもののこと。
(※2) 時祷書とは
祈りの文言や聖歌、典礼文などを収めたキリスト教一般信徒向けの祈祷書の一種で、聖職者が用いる聖務日課書を簡略化したもの。
14世紀末から15世紀にかけて、華麗な挿画を伴う美術的価値の高いものが多く制作されました。
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『ヴェルヴ no.10』について
今回ご紹介するのは、美術雑誌『ヴェルヴ(VERVE)』に収められた、キリストの生涯を描いた15点の復刻版です。
フランスの美術評論家・編集者のテリアードが監修し、ピカソやシャガール、マティスら当時活躍していた芸術家たちのオリジナル版画を多数収録した『ヴェルヴ』は、今も多くの美術愛好家に親しまれている豪華版の書物です。
同時代の美術だけでなく、古き中世の装飾写本にも魅了されたテリアードは、1940年刊行の『ヴェルヴ no.7』において、時祷書が収蔵されているコンデ美術館の学芸員アンリ・マロの協力のもとで《ベリー公のいとも豪華なる時祷書・暦》の高品質の版画化を試みます。
そして3年後の1943年、『ヴェルヴ no.10』にて続編となる《ベリー公のいとも豪華なる時祷書・キリストの生涯》の復刻を実現するに至ったのです。
15世紀の画家たちが用いたゴールドやラピスラズリなどの発色を再現するのは至難の業と危惧されましたが、多大な試行錯誤の末、写真製版を用いた銅版画技術「ヘリオグラビュール」によって、緻密な描写と鮮やかな色彩が見事に蘇りました。
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「聖母マリアの清め」
「ルカによる福音書」に基づく物語。
当時の律法では、産後の女性は一定期間「産けがれ」があるとされ、出産から40日目に神殿に生贄を捧げて清めの儀式を受けるしきたりがありました。
本作で描かれているのは、幼子イエスを抱いた聖母が神殿を訪れて清めを受け、我が子を神に捧げる神殿奉献の儀式を行う場面です。
捧げ物の2羽の鳩と蝋燭を持つ女性に導かれ、聖母子と杖を手にした聖ヨセフ、彼らに付き従うたくさんの従者たちが後に続きます。
階段の上には、一行を出迎える大祭司。
隣の窓から事の次第を興味深げに見守る人々の姿も描き込まれています。
やわらかく優雅な色彩のバランス、随所に加えられた東洋的なエッセンス、絢爛な建築構造の描写など、調和と躍動感が見事に一体となったランブール兄弟の手による一作です。
幅1.5cmのかまぼこ型のゴールドの額を合わせました。
落ち着いた発色が、絵柄を上品に引き立てる仕上がりです。
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反射の都合上、アクリル板を抜いて撮影しています。
実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。
ご利用中のディスプレイ端末によっても多少の差異が生じるかと思います。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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