









内野隆文「北の教会」
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作家:内野 隆文
作品名:「北の教会」
年代:2025年
技法:キャンバスにアクリル
イメージサイズ:22.7×15.8cm(SM)
額サイズ:31.8×24.8×5.5cm
サイン:有
附属品:額
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内野 隆文 Takafumi Uchino
嫌なことがあった日。
美しい音楽を聴いた日。
知らなかったことを知った日。
そのとき感じた強い気持ちも、
やがて薄れてバラバラになり、
色褪せた破片となって青暗い泉の底に降り積もっていく。
遠い思い出に流れる音楽のようにゆっくりとそのカケラが集まって、
ポツリポツリと水面に浮かんでくる。
意味を持たなかったカケラが、意味を持たない絵らしきものとなって。
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「肖像」シリーズについて
肖像は、かつてどこかに存在したかもしれない者たちの残影である。
時を経てその存在した事実が薄らいでいくように、時代も地域も、ときに性別すら不明瞭にした。
その人物を知る術はもはや無いが、彼らは皆、静かに凛とした佇まいを永遠に守っている。
古典的宗教画がイメージの土台にあり、それは1人の聖人が描かれた小さな板絵である。
誰かが大切に所有し、その家族が数百年にわたって祈りをささげてきた。
板は反って亀裂が入り、絵具は色褪せて所々剥がれている。
しかし聖人の美しさは褪せることなく、むしろ長い年月を耐えいっそう美しく、朽ちてなお崇高である。
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町のはずれにある、小さな木造の教会。
凍てついた冬の日に、あたたかな祈りの炎を灯す。
角飾りのある表面がゴールド、側面がブラウンの額に、黒い布マットが合わせてあります。
額は、作品のイメージを元に制作した、嶋田製作所によるオリジナルフレームです。
静寂に満ちた幻想的な世界観は、書斎や寝室で一日を振り返る際に眺めれば、心を穏やかにしてくれることでしょう。
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反射の都合上、アクリル板を抜いて撮影しています。
実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。
ご利用中のディスプレイ端末によっても多少の差異が生じるかと思います。
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