






古いライオン歯磨の瓶
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国:日本
年代:昭和初期(戦前)
素材:ガラス・歯磨・金属・紙
サイズ:7×7×7cm
附属品:無
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「獨得の製法に依り常に適度の潤ひと淸新の香味とを保ち、飛び散らず經濟的で使ひよく齒を傷めない。
口腔の微生物を吸着除去して、齒と齒齦との健康美を保つ。」
ラベルに大層な文言が添えられた苺ジャムのような赤い瓶は、戦前に作られたとても古い歯磨き粉です。
それまで歯磨きの習慣が定着していなかった日本では、明治時代頃から甘くやわらかい食べ物が海外から流入するにつれ、次第に虫歯患者が増えていきました。
小林商店(現・ライオン株式会社)の小林富治郎は、なんとか日本人に口腔衛生の感覚を根付かせようと、斬新な商品開発と広告宣伝によって歯磨き習慣の普及活動に没頭したのでした。
ガラス瓶に入った歯磨き粉は、現在のチューブ入りとは趣が異なる半練状のもの。
それまで塩や植物の粉末などで口をゆすいでいた人々にとって、洒落た化粧品を思わせる歯磨き粉は珍しく高級感漂うものだったのかもしれません。
おそらくは未使用の状態で保管されていたものでしょう。
破損を防ぐため、金属キャップの開封は試みておりません。
また、随所に小傷や落としきれない汚れ等の経年変化が見られます。
長い年月を経たもののため、歯磨き粉としての実用はお控えください。
コレクションや観賞用としてはもちろん、資料的にも十分に価値を見出していただける逸品です。
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撮影の都合上、実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。
ご利用中のディスプレイ端末によっても多少の差異が生じるかと思います。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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